オリジナル段ボールの小ロット対応可能!強化段ボールやプラスチック段ボールの特徴とは?

ライフスタイルなどの変化により、ネットショッピングの利用者は増加傾向にあります。その影響もあり、以前に比べて段ボールの需要も大きくなっています。有限会社田中紙工にも多くの企業や店舗から、オリジナル段ボールを小ロットで制作したいといった相談が寄せられるようになりました。こちらでは、強化段ボールと一般的な段ボールの違い、プラスチック段ボールの特徴について解説します。

強化段ボールと一般的な段ボールの違いは?

白色の強化段ボール

小ロット制作も可能なオリジナル段ボールには種類があります。自社製品の品質を保ちながら安全にお客様のもとへ届ける場合、用途やニーズに合った種類を選定することが重要です。その中で注目されているのが強化段ボールです。

強化段ボールは強度の高さが特徴

強化段ボールはその名のとおり、強度の高い段ボールです。まるで木材のような強度を持っています。強度を高めるため、段ボールの表面と裏面との間に波打ったフルートと呼ばれる層で構成されます。1層よりも2層、2層よりも3層と、層が増えるほど強度が増しますが、その分、重量やコストも増えるのが特徴です。

原料の違い

一般的な段ボールとは異なり、強化段ボールは輸入したライナー(段ボールの表面・裏面に貼る段ボール紙)を使ったパルプの原紙を利用しています。一般的な段ボールの場合、古紙を再利用していることが多いです。そのため、パルプの原紙を使っている強化段ボールと強度面で大きな差があるといえるでしょう。

圧縮強度の違い

段ボールの圧縮強度は、段ボール箱が破壊されるまでにかかる最大荷重のことです。段ボール製品によって具体的な数値は異なりますが、高さ50cm×横幅50cm×奥行50cmの段ボール箱が1フルート(1層)構造だった場合、圧縮荷重は約300kgです。

2フルート(2層)構造なら約1,600kg、3フルート(3層)構造は約2,600kgにもなります。一方、一般的な段ボールは数kgで破壊する可能性が高いのです。複数のフルート構造を持つ強化段ボールは極めて丈夫であり、中の荷物を保護する力が強いといえるでしょう。

環境に優しいプラスチック段ボールの特徴とは?

プラスチック段ボール

環境を考慮したオリジナル段ボールを小ロットで制作するケースも増えています。プラスチック段ボールもその一つです。紙製段ボールと同様の形状ですが、ポリプロピレン(PP)を原材料としています。紙製段ボールと比較すると水や油に強く、丈夫で長持ちするという特徴があります。

プラスチック段ボールには、中空構造(ハーモニカ構造)、軽量、高い耐久性という特性があります。中空構造とは、等間隔に並んでいる柱の両端が板表面(ライナー)で挟まれている構造です。中身が詰まっているプラスチック板と比較すると、非常に軽くて割れにくい構造となっています。また、中空構造は軽量化にもつながっています。軽量なので運びやすく、利用しやすいという面にも貢献しています。

さらに、紙製段ボールよりも高い耐久力があり、何度も繰り返して使用することで、結果的にはコスト削減にも貢献できます。プラスチック段ボールはこうした特徴を活かして、収納・保管ケース、運搬・輸送用のケース、養生・保護材など、様々な場面で利用されています。使い捨てなどによる環境破壊が大きな問題になっている現代において、プラスチック段ボールへの注目度は高まっているのです。

小ロットでのオリジナル段ボール制作は有限会社田中紙工にお任せ!

強化段ボールやプラスチック段ボールには、それぞれ大きな特徴があります。有限会社田中紙工では、小ロットでオリジナル段ボールを制作しています。丈夫で強度の高い強化段ボールや環境に優しいプラスチック段ボールなど、オリジナル段ボールを小ロットでお求めの際はお気軽にご相談ください。

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会社名 有限会社田中紙工
代表取締役 田中 康喜
設立 昭和47年7月14日
資本金 10,000,000円
本社
  • 住所:〒381-0208 長野県上高井郡小布施町大字都住201−3
  • TEL:026-247-4595
  • FAX:026-247-5184
高山工場
  • 住所:〒382-0800 長野県上高井郡高山村大字高井6060−1
  • TEL:026-245-8591
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